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半導体ファブレスビジネスプロセスFABLESS BUSINESS PROCESS


水平分業の大きな進展により、セットメーカー(BtoC)が半導体メーカーやターンキー会社を通す事なく、直接デザインハウスや製造委託先(FAB)をコントロールして半導体の開発・製造・品質生産管理を行う事例も増えてきました。

弊社ではそのようなご要求にお応えするため、ファブレスモデルによる半導体ビジネスプロセスの提供及び構築支援(お客様ごとのカスタマイズ)を行っております。

(対象となるお客様)
・セットメーカー様(BtoC)、商社様が自社内で半導体の開発・製造・品質保証を直接コントロールする機能を持つことにより、コスト優位性を得たり、フレキシブルな事業展開が可能になります。
・テストハウス様がウエハやパッケージ工程をコントロールする事が可能になり、幅の広いビジネスが可能になります
・デザインハウス様が自社に製造・生産管理・品質のコントロール機能を持つことにより、ターンキービジネスを展開する事が可能になります
・ファブレスメーカー様が部分的に自社の開発プロセスを強化する事が可能になります


(特徴)
・大枠として、フィージビリティスタディ、製品開発、量産環境構築、量産の安定化、QMSの5つの時系列フェーズから成り立っており、さらにその下の個々のサブプロセスで構成
・「安定した量産(=安定した利益の確保)」を最終的なアウトプットとして構成
・弊社独自のツール群を導入する事により速やかな立上げが可能
・デザインハウス、製造委託先(ウエハ、パッケージ、テスト)及びその他関連する会社は、弊社の複数の提携先の紹介が可能です。






ビジネスプロセスの構成
 Phase   プロセスの内容
 1 フィージビリティ
スタディ
製品の仕様決め、製造委託先やプロセスの選定を行いビジネス判断を行うまでのフェーズ

開発製品の仕様に基づき、テクノロジー、コスト、ロジスティックス、品質コストなどの想定されるリスクアセスメントを行い、最適な開発・製造モデルを構築する事がメインの活動となります。
 2 製品開発 製品開発(設計、試作、評価)から顧客にES(Engineering Sample)を出荷するまでのフェーズ

デザインコントロール、試作における製造委託先のコントロール、初期評価プランニングなどの活動が主なものになります。
 3 量産環境構築 量産環境を構築し、量産移管を行うまでのフェーズ

製造委託先認定、各工程(プロセス)の認定、製品評価、テスト開発、信頼性評価などの個別サブプロセスから成り立っています。
 4 量産の安定化 量産移管後の歩留やリスクボラティリティを安定化させるフェーズ

ファブレスモデル固有の製造委託先との取り決めに関する内容、量産移管後の歩留解析や向上起案・活動、コストダウン起案・活動などから成り立っています。
 5 QMS 量産後の品質管理、生産管理、顧客対応等の個別プロセス
また、それらの結果をフィードバックさせるプロセス


ビジネスプロセスのイメージ